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特別編:山梨県塩山市 日川周辺の獣道(遭難編)

 東京より中央高速に乗ること1時間半、ここ山梨県塩山市日川周辺は林道天国です。丸一日あっても周りきれないほど林道があり、林道以外でも下流では温泉マス釣堀が楽しめ、上流に行けばヤマメ・岩魚釣り山菜・キノコ取りなど、大自然が満喫出来る大好きな所です。
 管理人は年2回ほど、ジャイロさんのご好意で林道走行のみならず、トライアルバイクによる獣道走行(ツートラ)を楽しんでおります。

場所はここら辺です。(マピオンMapへJUMP) 
※細かい地図は獣道なので省略します。どうせトライアル車じゃないと入れない道なので....
林道は日川沿いにいっぱいあります。ツーリングマップでもある程度の林道は表示されていると思います。
一番ロングなのは天目山温泉の辺から右に分岐する日川林道(上日川ダムまで完抜き)だと思います。

撮影2002年10月5、6日


ペンションすずらん & ジャイロ
左:泊まった(大変お世話になった)ペンションすずらん
 日川周辺での林道走行・ツーリングや渓流釣りなどで遊ぶ際には
最高の拠点となります。出てくる食事も季節の山の幸がサイコーです。
(写真をクリックするとすずらんのHPへ)

右:
大変お世話になったジャイロ(日川基地)
 ショップ自体は東京杉並区にあります。HONDA系、GASGAS、トライアンフが得意な
トライアル大好きショップです。社長さん・専務さん、ショップ常連の方、みなさんいい人ばかりです。
(写真をクリックするとジャイロのHPへ。未完HPです)

みんな行くぞー!(BYまきぞー)
 今回は、仲間5人(まきぞー、まっちゃん、らぴょん、あっくん、管理人けんぽん)で参加しました。

 ショップの人と常連さん達は
自前のトライアルバイク(GASGAS、ファンティック、ベータ)に乗って、セクションを作って本格的なトライアルを行っていますが管理人達はまだまだ修行僧の身なので、レンタのトライアルバイクで獣道を走ります。名の通り、本当に熊や鹿が出る所ですので、道?も半端なく険しいです。

 ジャイロから
お借りたマシンはTLR200 3台、TLM220R、TLR125です。現地に着いたのが渋滞で遅くなり2時過ぎ出発しました。

昼でも薄暗いよ。
 格好は管理人以外はオンロードオンリーなので、フルフェイス+ジーパンで軽装備です。出来ればモトパンは安全の為にあった方がイイと思おうのですが.......

 今回は、ペンションすずらんの側から入って行ける沢登りのコースにまず入りました。

 中は一応道筋はありますが、写真の様に
クマザサがうっそうと生えている所が多いです。

こんくらいは軽いよ。うりゃー!
 トライアルバイクってすごいです!トレール車とは比べモノにならないほど走破性があり、しかも軽量なのでコケてもすぐ起こせます。

 借りたTL系のバイクはみんな15年以上前のバイクですが、丸太があろうが、大岩があろうが、さほどテクの無い管理人達でも意外とクリヤーしていけます(足はついてしまうことが多いですが....)

 とりあえず、ガンガン沢沿いを上流に登っていきます。

コケてしまいました(>_<)
 当然ながら、コケます・飛びます・ガケ下に落ちます・バイクもウイリーしながらひっくりかえったりします(^O^)。

 コケても
管理人の仲間はステキ(^O^)な仲間達なので、難セクションでない限り、あまりお手伝いはしません。

 自分で起こして、何で転んだかを考えて進むことがテクの上達につながるからです(
ウソ!手伝うと体力を消耗するからです)。

 「あっくん、速く起こして進めよ!後ろがつかえてんだろ!」

沢渡りは気持ちイイのだ。
 こーんな沢渡りも山ほどあります。

 場所によっては大岩のせり出した場所もあり、以前の参加では大岩に当たって、すっ転んで全身ズブ濡れになったヤツもいました。

<トライアル車の基本中の基本>
・原則、立ち乗りです。バイク自体も座って乗ることはほとんど考えられておりません。
・立ち乗りなので、ギヤは蹴って(踏んで)シフトダウンし、シフトアップはかかとを引っ掛けて蹴り上げます) 
・アクセルワークが大事です。路面状況に合わせてアクセルを調整し、最適なトラクションをかけて難所を走破します。また、前後サスペンションの加重移動も大事です。
まさに、バイク乗りの基本!です。

ゴールはもうすぐ!頑張れ!
 前半戦、最後の難セクションです。
 大きい岩のある沢を越えたら、すぐ右に曲がり、ヌタヌタの写真撮影地点まで一気に上がります。止まったらスタック必死です。

 挑戦しているのは、今回唯一トライアル初体験のあっくんです。慣れないトライアルバイクと想像以上のコースにビビりながらも、頑張っていました。きっと体力消耗度ではNo.1だったでしょう。

 とにかく、
バイクをコカして起こすのと、エンストしてのキック再始動は非常に疲れます。標高も14〜1500Mくらいあるので、息もすぐ上がってしまいます(>_<)。
 

たそがれの秋の夕暮れです。
 ふー(^。^)、PM4:30過ぎ。山の上にある日川林道やっと出れました。

 日も落ち始めつつあり、あとは帰ればペンションすずらんで
おいしいキノコ鍋とビールが待っています(^O^)。

 後半戦(帰り)は同じルートでは無く、
急な斜面を降りて行くコースに行きました。

ひぇぇ〜、落ちる〜(@_@;)
 とにかく、急斜面の連続です。場所によってはブレーキかけていても勝手に滑り落ちていってしまいます。

 日没まで時間も余りありません。ガンガン行きます。初心者あっくんは、バテながらも結構慣れてきました。
(写真:頑張る あっくん)
 途中、最後尾を走っていた らぴょんがはぐれてしまい、崖下のコースへ行ってしまった。
 みんな集合して引き上げますが、なんと
ギアトラブル発生!!エンジンが掛からなくなってしまいました(-_-;)。

 辺りも暗くなってきて、時間がありません。バイクは放置し、
らぴょんは歩きでついて来させます。

どこが道?
 先頭は管理人けんぽんです。

 「ありゃりゃ?道が無くなってきたぞー! 右かなー?左かなー?」

 「あー?、たぶん左だべー!?」(
※B型的判断

 腹も減って、水も無く早く帰りたいので、考えずガンガン行きます(
※B型的感性の走行

※山をなめた大変危険な行為です。まねしてはいけません(ーー;)

実際は更にこの先に進んで死にました(-_-;)
 ありゃー!道が違う!記憶にまったく無い道だー!この先で下山出来そうな気配もまったく無い......
 しかも、戻りの逆ルートは鬼の急斜面で、俺らのテクで登って行くには無理がある。

 みんなで、ああだこうだと考えている内に
獣道で日が暮れてしまいました。最悪(>_<)。
 とにかく、来た道を戻るのがベストな方法なので、歩いて戻ることにしました。

はっきり言って、
遭難寸前です!(爆)
  

おーい!後ろ!ちゃんとついて来てるかー!

....もうダメでーす。ヘロヘロれす(>_<)。

管理人けんぽんです。
 手探りで真っ暗な獣道の急斜面を登るコト1時間(>_<)!やっとのことで、日川林道に出ました。
 ただし、はっきり言ってまだ喜べません。何たってココは
夜は誰1人来ない山のど真ん中だから......(-_-;)

 水もすでに尽きて、みんな喉カラカラです。唾すら出ません(-_-;)。
ここにいても夜風が寒いだけなので、山を降りる方向に歩いて行きました。
 
真っ暗な林道を歩くこと1時間!!!!!前から、ヘッドライト明かりがー!!!!

 
誰でも良いので、止まってくれー!って感じで、みんなで手を振りながら車を止めると、なんとジャイロの人達でした。日が暮れても帰ってこないので、みんなで大捜索していたそうです。

 とにかく、
助かったー(^O^)!って感じです。山で遭難する人の気持ちがちょっと分かりました。

翌日、山への進入地点にて。
 しかし、今回、こうして危機的状況になると、人間って本性出るもんですね(^O^)。結構、弱気な自分をさらし出してしまいました。きっと仲間から一生からかわれそうです(-_-;)

 翌日は遭難地点を話すと、トライアルバイクでも行ったら戻りにくい地点らしく、ジャイロのみなさん(15人ほど)のお力もお借りして、バイク5台を回収に行きました。

 実際に遭難現場に歩いて行って見ると、奥に進むにつれバイクが
1台1台が道標の様に横たわっていて、最後の管理人のバイクは自分でもよく行ったなーってくらいの超急斜面でした。きっと、管理人自身も日が暮れる前に山を抜け出したい一心で、持てるポテンシャル以上を発揮していたようです。

まったく!無茶して〜!5台は大変だ!
 結局、故障した らぴょんのバイクも含めて、ロープを使ってみんなで引き上げて、別ルートからバイクを下ろすことにしました。

 ただし、そのルートも最後は道が無いルートでしたが、ジャイロの人達が山の下からも上がって来ており、道が開拓されていました。ううっ、みなさんの協力に管理人は涙が出そうでした。

 最後に
トドメの急流があり、特に故障したバイクでの川渡りは大変でした。(写真はジャイロの方々。写真撮る暇あるなら手伝えって!)

 結局、
3時間かけて全てのバイクを回収しました。管理人達の不注意な行動で、ジャイロやペンションすずらんには大変な迷惑を掛けてしまいました。

日川は秋ですな〜(^o^)丿
 最後にペンションすずらんのオーナー様にお詫びのメールをうったところ、こんなお返事が....

<<けんぽん君
 何はともあれ無事で良かったね。時間の感覚,山の大自然の大きさ、その中の人間の小ささ,そして仲間の有難さが骨身にしみたことでしょう。共に同じ趣味を持つ仲間は大切にそして感謝してくださいね。今回は良い経験をしたと思ってあまり落ち込まない様に!!


 本当に今回は良い経験させていただきましたm(__)m。落ち込んではおりますが、懲りてはおりません。これからも、自然の楽しさを満喫したいと思いますので、これからもよろしくお願いします。もちろん、無理・無茶は控えますが.......

※と言う訳で、遭難してしまったので、まともなレポートになっておりませんm(__)m。いつかはもっとまともな形で、すばらしい日川の林道や獣道のご紹介が出来ればと思っておりますm(__)m

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